綿で描くパステル画の説明や、作品を載せています


by tomo-e

美術療法び治癒的意義

先日(2月21日(土)19時~)

「世界一受けたい授業SP~東大の人気先生大集合」

という番組にて

アルツハイマー病の予防に効果的なことを教授がお話されていました

その一部を紹介します。

東京大学教授 石浦 章一先生です。



①音楽療法

 アメリカの病院で若いころの記憶を思い出せないアルツハイマー病患者に昔好きだった音楽をきかせると
 どんどん記憶が蘇った。

 また運動機能が衰えて歩行器が手放せない別の患者にも昔好きだった音楽をきかせると
 自分一人で立ち、陽気に踊り始めた。

 音楽療法のメカニズムはまだ解明されていないが、昔好きだった音楽を聞くことで、
 ダメージを受けていない部分の脳が刺激され記憶が蘇ったのではないかと言われている。

 よく老人ホームやデイサービスで懐メロがBGMで流れているのは、もしかしたらこの音楽療法を取り入れて
 いるのかもしれませんね。


②芸術療法

  絵を描いて人に見せる

 多くの病院で手先を動かし細かい作業をすることが脳を刺激しアルツハイマー病予防に良いと
 推奨している。絵を描くこともその一つ。

 絵を描いたあと人に見せることはアルツハイマー病予防により効果的。

 絵を書くことには目的がないといけない。描いて誰かに見せてあげようなど、
 どういう反応をするか楽しみにして描くことが一番大事。


 ここで私の経験から、その「目的」について。

 患者さんや利用者さんにとって私が携わっている三原色のパステル画ですが

 意欲を示している方と、スタッフの方々にリハビリとして強制的にさせられている方と両方います。

 今のところ、両者とも成果としては

〇今度は何を描くのか楽しみで待ちきれず、スタッフの人に聞いてしまう

〇描いた絵を家族がみてとても喜んでくれる

〇ハガキに描くため友達や孫などに送るのが楽しみになっている

〇絵心があるわけでもないのに、こんなに簡単にきれいな絵が描けれて感動している

〇自分の部屋に飾る、家族が持って帰って自宅に飾ってくれている

等々・・・


私が着目しているしているところは

描きたくないのに、リハビリとして絵を描かせてみようかな・・・とスタッフさんが半信半疑で

取り入れてみたところ

「なんで私が絵を描かなくてはならないの?」「絵心がないから描くのは嫌だ」

「絵を描くのははじめて」「やりたくない」

と後ろ向きな方々が

色の美しさだったり

けっして上手な絵ではないけれど、最後まで描けた満足感だったり

三者三様でいいんだ、「みんなちがって みんないい」

そしてスタッフさんからの「きれいに良く描けたね~」の褒め言葉

そして極め付けはご家族の反応→描いた本人よりも、ご家族の方が喜んでいる

この連鎖反応こそ治癒的意義だと思ってます。


アルツハイマー病という言葉を先走らせずに

季節をとおして

その時その時の五感を感じ・刺激しながら

描いて、感じて、喜んでもらっています^^。










    

  




     
    

 
[PR]
by hibikiau-pastel | 2015-02-23 12:54 | デイサービス・老人ホーム